イタリア語 動詞 venireとandare 違いと応用

イタリア語の動詞venireは、「行く」という意味があります。動詞andareも、「行く」という意味でよく使うけど、何が違うんだろうか? 私自身、間違えて使った経験あり、、基本の使い方から、「行く」以外の他の表現方法など、まとめました。

イタリア語の動詞 venire

イタリア語の動詞 venireの表現方法を確認する前に、動詞の活用変化を見てみよう!

動詞の活用変化

直接法現在形と近過去形の語尾変化を表にしてみた。複合時制の場合は、助動詞essereを使います。

人称直接法現在形直接法近過去形
iovengosono venuto/a
tuvienisei venuto/a
lui/lei/Leivieneè venuto/a
noiveniamosiamo venuti/e
voivenitesiete venuti/e
lorovengonosono venuti/e

※スマホ、タブレットで閲覧の方で、表示が切れてる場合は、上の表組部分を指で横に動かすと表示します。

動詞venireの複合時制の助動詞は、動詞essereを使います。なぜならば、動詞venireは、自ら動く動作だから。単数形と複数形は男性形と女性形で語尾変化が違うので注意ですよ。

動詞venireの基本の使い方

動詞venireを辞書で調べると、「来る」、相手の所へ「行く」、自分または相手と一緒に「行く」という意味があります。
例文

(tu) Vieni qui.(ここに来て)

(io) Vengo subito.(すぐに行く)

(tu) Vieni con me al cinema?(君は、私と一緒に映画館へ行く?)

(io) Vengo anch’io!(私も行く!)

動詞venireで「来る」「行く」の表現が成り立つけど、この場合、なんで、vado subito, vado anch’io!って言わないんだろ?

動詞andareと何が違う?

動詞venireと、動詞 andareの違いは、

自分自身が、遠ざかるか、近づくか

動詞andareは、自分自身の所在地から遠ざかる行為で「行く」と考えるとわかりやすい。

(io)の場合の例文、

Vado in montagna questo fine settimana.

Vado al mare a luglio.

Vado a scuola.

Vado dal dentista.

など、

動詞venireは、相手側へ近づく行為の「行く」時に使う。

Vado in montagna questo fine settimana. Vieni anche tu?

Volentieri! A che ora partiamo?

Pensavo di partire presto al mattino…

… Puoi venire a prendermi a casa mia?

Va bene, vengo da te.

相手側へ「行く」場合

上記の例文を説明すると、相手側へ「行く」場合は、動詞venireを使います。

Vado in montagna questo fine settimana.は、「山に行く」つまり、自分自身の現時点から遠ざかる行為

Vieni anche tu? この場合は、「君も行く/来る?」と、私と一緒に君も山へ行くかどうか尋ねている。

Puoi venire a prendermi~は、私を迎えに来れるか、相手に聞いています。

vengo da te.は、君を迎えに君の家まで行くよ。という感じで、相手側へ「行く」表現で使います。

相手と一緒に「行く」場合

例文を見てみよう

Vado al cinema con un amico.(私は、友達と一緒に映画館へ行く)

Vengo al cinema con te.(私は、君と一緒に映画館へ行く)

何が違うのか? どっちも一緒に「行く」表現をしている。

この例文の私の解釈ですが、Vado al cinema con un amico.は、状況を説明しているのに対し、Vengo al cinema con te. は、行為・意志を示している。

違う言い方で見てみよう

Vado al bar per prendere un caffè.
Vengo anch’io. = Vengo al bar con te.

他の例文だと、

A: Venite con me alla discoteca stasera?
B: Sì, va bene.
C: Vengo anch’io.
D: … non mi va di uscire stasera.
A, B, C: Ma dai!! Andiamo!!!

という感じでも言える。

間接目的語代名詞+venire

動詞venireは、「来る」「行く」以外に「できあがる」「生まれる」「成長する」などの意味もあります。間接目的語代名詞と組み合わせると、いろんな表現方法があります。

Mi è venuta un’idea! (いい考えが浮かんだ!)

Non mi viene l’espressione. (表現がわからない)

venire + da + 不定詞 ~したい気持ちがこみあがる

–  Mi viene da ridere. (笑いたくなる)

– Mi viene da piangere.(泣きたくなる)

– Mi viene da vomitare.(吐きたくなる)

など

いくらですか? Quanto viene?

Quanto viene? で、いくらですか?と値段を聞けます。

実際は、Quanto viene a costare?から来ているようで、ある方の意見によると、市場や交渉取引のように、価格が迅速に変動する場合に用いられるそうです。

たとえば、ズッキーニの現価格、パソコンの現価格など、特定のモノにいくら費用がかかるか。

言い換えると、costare(値段が…する)という意味で、コストを聞いているにもかかわらず、Quanto “viene”が値段を聞く形で使用変更された可能性があるようです。

参考資料: quanto viene? – Google Groups

Quanto viene a costare? が、Quanto viene?と略語になったってことかな?

「~される」受動態として使う

venire +過去分詞で、受け身の表現ができます。(レベルB2の文法です。)

詳しくは、以下の記事でまとめました。

最後に

動詞venireとandareの違いについてや、venireのその他の意味をあわせて、応用して使っていこう!

Foto di Walkerssk da Pixabay

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