イタリア語の接続詞は、さまざまな種類があり、単語やフレーズを結び付ける重要な役割がある。今回は、イタリア語の接続詞について確認しよう!
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イタリア語の接続詞は2つの単語、2つのフレーズを結合するのに役立つ
まずは、どんなふうに使うか、ざっとみてみよう!
2つの単語を接続する例
Anna e Stefania hanno quindici anni.
アンナとステファニアは15歳です。
2つのフレーズを接続する例
Faccio la doccia e mi lavo i capelli.
私はシャワーし、そして髪の毛を洗う。
Vado a dormire perché sono molto stanco.
私は眠りに行くなぜならとても疲れた。
イタリア語の接続詞は、「等置」「従属的」の2つのタイプに分かれる
単語や語句を異なる意味で結び付ける、さまざまな種類の接続詞をさっそくみてみよう!
等置するタイプの接続詞
同じレベルにある、同じくらいに重要な要素を結びつける、6種類の接続詞!
連結語・繋辞(copulativi)を示す
2つのフレーズを結び付ける場合に使う、とくに重要な単語
e(そして、と…)
anche(…もまた)
inoltre(そのうえ)
né(…も…も…ない)
neanche(…も…ない)
nemmeno(…も…ない)
neppure(…も…ない)
副詞のブログ記事で確認したけど、おさらい!
neppure, nemmeno, neancheは同じ意味だけど、度合いの階級が少し違う。
(Nonが強い)neppure> nemmeno> neanche(Nonが弱い)
例文
Andrea mangia e beve tantissimo.
アンドレアは食べそしてたくさん飲む
こちらもご確認ください。
選言的(disgiuntivi)に表現できる
2つ以上の選言肢が含まれ、少なくともそのうちの1つが選ばれるフレーズの場合に使う、とくに重要な単語
o(あるいは)
oppure(あるいは)
ossia(つまり、すなわち、言いかえれば)
oは、カジュアルな表現の時に使い、
oppureは、フォーマルな時に使う
例文
Vieni al cinema oppure resti a casa?
君は映画館へ行くそれとも家にいる?
反意的(avversativi)な表現ができる
否定する場合に使う、とくに重要な単語
ma(しかし)
invece(それに反して、しかし、その代わりに)
però(しかし)
anzi(それどころか)
tuttavia(しかし)
eppure(それにもかかわらず)
al contrario(逆に)
同じ意味だけど、ma, peròは、口頭のみ使う
inveceは、「ma」や「però」より強い表現
tuttaviaは、フォーマルな表現で、文書のみに使う
例文
È intelligente, ma molto antipatico.
彼は賢いが、とても不快だ
説明的(esplicativi)な表現ができる
説明する場合に使う、とくに重要な単語
cioè(つまり)
infatti(確かにその通り、というのも)
ossia(つまり、すなわち、言いかえれば)
vale a dire(すなわち、言い換えれば)
例文
Questa rivista è trimestrale, cioè esce una volta ogni tre mesi.
この雑誌は季刊です。つまり、3か月に1回ごとに出版する。
結論的(conclusivi)に結びつける
結論づける場合に使う、とくに重要な単語
perciò(そのため、だから)
quindi(だから、したがって)
pertanto(それゆえに)
dunque(さて、それでは、したがって、だから)
insomma(要するに)
例文
Ho lavorato tutto il giorno, perciò me ne torno a casa.
私は、一日中働いたから、もう家に帰ります。
相関的(correlativi)に言いまわす
関連づける場合に使う、とくに重要な単語
sia… sia(…も…も)
né… né(…も…も…ない)
così… come(…と同じように…だ)
non solo… ma anche(…ばかりでなく、…もまた)
例文
Non solo mi ha invitato a pranzo, ma mi ha anche fatto un bellissimo regalo.
彼は、私に昼食を招いただけてなく、とてもいいプレゼントもしました。
従属的なタイプの接続詞
主文と重要度の低い2番目のフレーズ、2つの要素を組み合わせる時に使う、9種類の接続詞!
原因(causali)を示す
2番目のフレーズが原因を説明する場合に使う、とくに重要な単語
perché(…なので、…だから)
poiché(…だから)
siccome(…だから)
dato che(…なので【+直接法】)
visto che(…だから、…なので)
dal momento che(…して以来、…なので)
直接法大過去形のブログ記事で確認したけど、おさらい!
poiché, siccomeは冒頭に使い、Perchéを使う場合は、文中に挿入する。
例文
Mangio il cioccolato perché mi piace.
私はチョコレートを食べる。なぜならお気に入りです。
こちらもご確認ください。
最終目的(finali)を示す
2番目のフレーズが目的を示す場合に使う、とくに重要な単語
affinché(…するように【+接続法】)
perché(…するため、…するように【+接続法】)
al fine di(…のために)
per(…のために)
例文
Te lo ripeto, affinché tu non te lo dimentichi.
君はそれを忘れないように、私は君にそれを繰り返す。
時を示す(temporali)
2番目のフレーズがどんな時を示す場合に使う、とくに重要な単語
quando(…のときに)
mentre(…する間、…している時、…するうちに)
finché(…するまで、…する間は)
prima che(…する前に【+接続法】)
dopo che(…した後で、…してから【+直接法】)
appena(…するとすぐに)
例文
Mentre ascolto la musica, penso.
私は音楽を聴きながら、考える
宣言的(dichiarativi)な表現ができる
2番目のフレーズが何かを宣言する場合に使う、とくに重要な単語
che(…ということが)
例文
Penso che Paola sia andata a scuola.
私は、パオラが学校へいっただろうと思う。
条件付き(condizionali)な表現ができる
2番目のフレーズが条件を示す場合に使う、とくに重要な単語
se(もし…なら)
purché(もし…ならば、かりに…すれば)
qualora(万一…のときには、…の場合は【+接続法】)
supposto che(仮に…すれば【+接続法】)
nel caso che(…の場合【+接続法】)
例文
Se finisco presto i compiti, vengo a trovarti.
もし私が宿題を早く終わらせたら、私は君に会いに行きます。
方法(modali)を示す
2番目のフレーズが方法を示す場合に使う、とくに重要な単語
come(どんなふうに、どのようにして)
come quando(…のときのように)
in modo che(…するように【+接続法】)
例文
Fa’ come ti dico.
私が言うようにしなさい。
護歩的(consessivi)に言いまわす
2番目のフレーズが何か譲る場合に使う、とくに重要な単語
sebbene(…ではあるが、…にもかかわらず、…なのに【+接続法】)
anche se(…なのに、…にもかかわらず【+直接法・条件法】/…だとしても、たとえ…でも【接続法半過去形】)
benché(…ではあるが【+接続法】)
nonostante che(…ではあるが、たとえ…にしても【+接続法】)
例文
Giovanni ha molti problemi, anche se ride sempre.
ジョバンニはいつも笑うけど、たくさん問題を抱えている
除外と制限(eccettuativi e limitativi)を指す
2番目のフレーズが除外か制限を表現する場合に使う、とくに重要な単語
fuorché(…を除いて)
tranne(…以外、…を除いて)
tranne che(それ以外で)
eccetto che(…を除いて、…でなければ)
per quanto(たとえ…だとしても、…にもかかわらず【接続法、形容詞、副詞を後】/…する限りでは【+接続法】)
例文
Per quanto ne so, la gita è stata annullata.
私が知る限りでは、ツアーは中止されただろう
最後に
要点をまとめると・・・
イタリア語の接続詞は、いろいろな種類があり、同じ意味をもつ違う単語も、使い方はさまざま。
一度に全部は覚えきれないが、一つずつ使いこなすしかない。