副詞, 形容詞

イタリア語の形容詞の最上級 北イタリアにあるLago Maggiore は最大級か!?

イタリア語の修飾形容詞「最上級」について掘り下げよう! ・・・ちなみに、北イタリアにあるマッジョーレ湖(Lago Maggiore)は、最大級の湖なのか??Lago Maggiore

最上級(il superlativo)

イタリア語の修飾形容詞の最上級は、相対最上級と絶対最上級の2つのタイプがある。

相対最上級(il superlativo relativo)

人や何かが、そのグループに対して、最高か最低かの性質・特徴を持っている場合に使う。

例文

Questa pizza è la più buona di tutte.(このピッツァは、すべての中で最高に美味しい

相対最上級は、2つの形式がある。1つは、定冠詞(il / la / i / le)+più / meno+形容詞という形式になる。

例文で言うと、Questa pizza = la(女性形定冠詞)という感じ。

menoを使った場合は?

例文

Salvatore è il meno simpatico tra gli amici di mio figlio.(サルヴァトーレは、私の息子の友の中で好感が良くない

この例文で言うと、Salvatore = il(男性形定冠詞)になる。
ちなみに、比較の範囲を示すのに通常はdiを使うけど、複数形の名詞のときに限りtra(fra)を使う。

gil amiciは、複数形の名詞だからtra (fra)だね!

2つ目は、定冠詞+名詞+più / meno+形容詞という形式。

例文

È l’uomo più ricco del paese.(は国の中で一番金持ちだ)

Hanno comprato la macchina meno costosa tra quelle in vendita.(彼らは、あれらの販売店の中から最も高くないを購入した)

絶対最上級(il superlativo assoluto)

人や何かが、最高の性質・特徴を持っていて、他と比較しない場合に使う。

例文

Oggi è una giornata freddissima.(今日はとても寒い日です)

freddo + issimo 形容詞の語尾母音をとり、issimo/aを付ける
この場合は、una giornata女性名詞になるので
una giornata fredda + issima → una giornata freddissimaとなる

例文

Ugo era simpaticissimo.(ウゴは好感がとてもよかった)

この場合は、Ugoは男性名詞なので、
simpatico + issimo → simpaticissimo

caro + issimo → carissimo(とても親愛な), gentile + issimo → gentilissimo(とても親切な)

他にも表現方法がある!

形容詞の前に副詞を置く

molto, assai, tanto, parecchio, particolarmente, estremamente, immensamente, incredibilmente など

caro(親愛な) / molto caro(非常に親愛な), gentile(親切な) / incredibilmente gentile(信じられないほど親切な)

形容詞を2回使って強調する

Silvio camminava piano piano.(シルヴィオは、ゆっくり歩いた)

形容詞の前に接頭辞を付ける

arci-, ultra-, iper-, stra-, extra-, super-など

例文

Sono arcistufo di questa situazione.(私は、この状況にめちゃくちゃうんざりする)

形容詞の前に形容詞を置いて強調する

例文

Andrea è innamorato cotto.(アンドレアは焦がれる)

Sono stanco/a morto/a.(私は、死ぬほど疲れた)

不規則形比較級と最上級(comparativi e superlativi irregolari)

いくつかの形容詞は、通常の比較級や最上級に加え、不規則形でたくさん使われている。

形容詞比較級多数絶対最上級
buonopiù buonomigliorebuonissimoottimo
cattivopiù cattivopeggiorecattivissimopessimo
grandepiù grandemaggioregrandissimomassimo
piccolopiù piccolominorepiccolissimominimo

ちなみに、ラテン語派生の比較級も覚えておこう!
anteriore(前部の), posteriore(後部の), superiore(上部の), inferiore(下部の)これらは一般的に前置詞diではなくaを付ける。
例文:Verga è uno scrittore posteriore a Leopardi.(ヴェルガは、レオパルディより後に出た作家です) / L’appartamento del piano superiore è abitato dai miei zii.(上層階のアパートに私の叔父が住んでいる) / Non vorrei guadagnare uno stipendio inferiore ai mile euro.(私は、千ユーロ未満の給料を稼ぎたくない)
これらは実際に比較級として使い、時間の経過とともに変化し、以下は他の意味合いで使うこともできる。
superiore = migliore / inferiore = meno buono
例文:Si tratta di una stoffa superiore alle altre(他より優れた生地です)

以下の副詞についても、比較級多数と絶対最上級がある。

副詞比較級多数絶対最上級
moltopiùmoltissimo
pocomenopochissimo
benemegliobenissimo
malepeggiomalissimo

più buonoもしくはpiù cattivo言うことができるが、più beneもしくはpiù maleは、使わない!

ちなみに、北イタリアにあるLago Maggioreは最大級か!?

マッジョーレ湖、別名ヴェルバーノ湖はイタリアのロンバルディア州とピエモンテ州の州境に有る湖で、北部はスイスのティチーノ州にまたがっている。 イタリアで2番目に広い湖で、面積は212.2km²、深さは最大372mである。

引用元:ウィキペディア

残念ながら、イタリアの中で最大級の湖は、ガルダ湖(面積は約370km²)です。

マッジョーレ湖は、近隣の湖と比べて一番大きいから、Lago Maggioreっていう説もあり。ちなみに、世界一最大級の湖は、カスピ海!・・・って、海って言うけど湖だった!

カスピ海は、ユーラシア大陸の中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖。世界最大の湖である。2018年締結の沿岸5か国の協定によって「海」と定義されている。カスピの名は古代に南西岸にいたカス族あるいはカスピ族に由来する。カスピ海に近い現在のイラン・ガズヴィーン州都ガズヴィーンは同じ語源であると言われる。

引用元:ウィキペディア

最後に

おさらいすると・・・

相対最上級は、2つの形式がある。

  • 定冠詞(il / la / i / le)+più / meno+形容詞
  • 定冠詞+名詞+più / meno+形容詞

絶対最上級の表現方法は・・・

  • 形容詞の語尾母音をとり、issimo/aを付ける
  • 形容詞の前に副詞を置く。molto, assai, tantoなど
  • 形容詞を2回使って強調する。
  • 形容詞の前に接頭辞を付ける。arci-, ultra-, iper-, stra-, extra-, super-など
  • 形容詞の前に形容詞を置いて強調する。

不規則形比較級と最上級の表現方法・・・

  • 形容詞の比較級多数と絶対最上級 migliore, peggiore, ottimo, pessimoなど
  • ラテン語派生の比較級 anteriore, posteriore, superiore, inferioreこれらは一般的に前置詞diではなくaを付ける。
  • 副詞の比較級多数と絶対最上級 meglio, peggio, benissimo, malissimoなど

北イタリアにあるLago Maggioreは、残念ながらイタリアの中では、最大級の湖ではない。