雑記

イタリア語の発音対策 カタカナはNG!?

こんにちは。住めば都@italiano la sfidaです。

イタリア語の発音は、ローマ字読みすればいいから簡単だ!という人も中にはいると思いますが、そう思わない人もいると思います。私は、後者です。まだまだマスターできてないし。今回は、イタリア語の発音について、確認しよう。

イタリア語のアルファベット

イタリア語のアルファベットは英語と違い、J, K, X, W, Yがない。あったとしても英語などの外来語からの派生語でめったにない。

イタリア語のアルファベットを表にまとめてみた。

Alfabeto
文字(大/小)発音
母音
A / aaAncona
E / eeEmpoli
I / iiImola
O / ooOtranto
U / uuUdine
文字(大/小)発音
子音
B / bbiBari
C / cciCecina
D / ddiDomodossola
F / feffeFirenze
G / ggiGenova
H / haccahotel
L / lelleLucca
M / memmeMilano
N / nenneNapoli
P / ppiPadova
Q / qcuQuarto
R / rerreRoma
S / sesseSavona
T / ttiTorino
V / vvuVenezia
Z / zzetaZagabria
文字(大/小)発音
イタリア語にないアルファベット
J / ji lungaJena
K / kkappaKoblenz
X / xicsXanten
W / wdoppia vuWashington
Y / yipsilonYork

発音確認は、google 翻訳などの翻訳アプリに入力して、音声で確認できるよ!

例:accaと入力して、音声マークを押すと確認できます

Google翻訳イメージ画像
Google翻訳イメージ画像

ちなみに、イタリア語のhは発音しません。
hotelは、otelと発音します。

イタリア語の母音

イタリア語の母音は、上の項目の通り、5つの母音 a, e, i, o, u がある。

母音には、オープンとクローズのアクセントがある

a, i, u のアクセントは、一つのパターンのみだけれど、e, o は、オープンと、クローズがある。

オープンなアクセント à è ò、クローズなアクセント í ú é ó

アクセント記号の向きが、左と右と違うのがわかるかな?
オープンは左向き、クローズは右向き。

オープンなアクセントとクローズのアクセントがあるのはわかったけど、それだけじゃどんな感じで発音するかわからない。。

口角を上げて、笑顔のイメージで大きく口を開いて発音するタイプ

オープンなアクセントとクローズなアクセントで区別するけど、口を大きく開けて発音するタイプと小さく開けて発音するタイプで分けられている。

à è(オープン) é(クローズ) í

à は、笑顔のイメージで、めいっぱい口を開けて発音。

発音イメージà è

口角を上げてめちゃ笑顔なイメージ!

è(オープン)は、à より少し小さく口を開けて発音。

発音イメージà è

à と同じで、もちろん口角を上げるんだけど、口の開きが少し小さめなイメージで、è と発音。
オープンの è  は、トーンが強い。

é(クローズ)は、è(オープン)より少し口を閉じて笑顔のイメージで発音。

発音イメージé

微笑みながら、é (もちろん口角を上げる)。
クローズの é は、トーンが弱い。

í は、口をイーとして é(クローズ)より口を閉じて笑顔のイメージで発音。

発音イメージí

笑顔で口を横に開くイメージ。口角を上げる、忘れずに!

口を小さく丸く開けて発音するタイプ

ú ó(クローズ) ò(オープン)

ú は、口を小さく丸くして発音。

発音イメージú ó

小さく丸い ú のイメージ。

ó(クローズ)は、ú と同じくらいの大きさで ó と発音。

発音イメージú ó

小さく丸い ú と同じで ó 。
クローズの ó は、トーンが弱め。

ò(オープン)は、ó(クローズ)よりも大きく口を開けて発音。

発音イメージò

イメージ画像は、のどぼとけが見えているけど、実際はその半分くらいで丸く開ける。クローズの ó より少し多きく丸く口を開けて、ò 。
オープンの ò は、トーンが強め。

つまり、オープンはトーンが強めなアクセント。クローズはトーンが弱めなアクセント。

イタリア語の子音

子音については、同じく最上項目の表で記している通り、 b, c, d, f, g, h, l, m, n, p, q, r, s, t, v, z と、外来から j, k, w, x, y が追加された。

子音の発音も個々に練習する必要があるが、ここでは、個人的にBとV、LとRの違いについて取り上げたい。

イタリア語のBとVの発音の違い

Bの発音は、声を出す前に唇を閉じて発するイメージ

発音イメージb

Bの発音の方法は、PやMも同じやり方

Vの発音は、下唇を上の歯で押さえ(噛む)ながら言う感じ

発音イメージv

Vの発音方法は、Fも同じやり方。

英語の発音方法と似ている。

イタリア語のLとRの発音の違い

Lの発音は、前歯の裏側に舌をあてて止めるイメージで発音する。LA, LI, LU, LE, LOは、日本語のら、り、る、れ、ろ、に似ている。

発音イメージL

ちなみに、定冠詞「il」や、前置詞+「il」の「al」「dal」「del」などの「L」は、ほとんど音を出さない。前歯の裏側に舌をあてて止めるだけ。

Rの発音は、英語と違う

発音イメージR

巻き舌で発音するイメージだけど、力むと、なかなかできない。

知人が言っていたけど、Rの発音ができない場合は、フランス語の発音に近いやり方で発音すると「あ~!発音できないんだね」とRを理解してくれるらしい。

それでも私は、フランス語を勉強していないのでわからないけど、力を抜いて言うとできるようになった。

ちなみにBARは、バールではなく、バなイメージ。(カタカナはNGですよ!)

最後に

イタリア語の発音をもっと詳しく知りたい人は、イタリアのYouTubeにいろいろな動画がアップされているので、それを参考にするといいと思う。もちろん説明は、イタリア語なので、リスニングも兼ねて学習できる!

個人的に思ったのが、イタリア語の発音練習は、表情筋トレにもってこい! っていうことは、リフトアップにつながり、発音をマスターしつつ、たるみ防止にもなって一石二鳥!?いやいや、一石三鳥!!! これは、やるしかない!!!(笑)

鉛筆を口にくわえて滑舌練習する方法の動画もあり、演劇やアナウンサーの発音練習と同じだなって思ったよ。大げさなくらいの女優になりきろう!(笑)

CILSの試験は、口頭試験があるので、発音マスターはなおさらだ。。

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