動詞

イタリア語の動詞 接続法は、「不確実性」「疑い」「欲望」を表すが、フォーマルな命令をするときも使う

こんにちは。住めば都@italiano la sfidaです。

イタリア語の動詞命令法は、基本的に2人称単数(tu)と1人称複数(noi)と2人称複数(voi)のみ使用すると、前回確認しました。今回は、敬称(Lei)の場合は、接続法現在形で表現する。その方法について確認しよう!

イタリア語の動詞、接続法と直接法の違いを比較

接続法は「不確実性」「疑い」「欲望」を表すときに使う。直接法と接続法の意味の違いを理解するのが重要だ。

直接法の場合は、本当の、実際の、確実性なことを示す

例文

Oggi c’è il sole.

この場合は、直接法現在形。èは、動詞essere(ある)
「今日は晴れている(太陽がある)。」実際のことを言っている

Sono sicuro che domani ci sarà il sole.

この場合は、直接法未来形。saràは、動詞essere(ある)
「明日は晴れるだろう(太陽があるだろう)。」確実性な予報をしてる

So che Tobias lavora alla Fiat.

この場合は、直接法現在形。lavoraは、動詞lavorare(働く)
「私はトビアスがフィアットで働いていることを知っている。」実際のことを言っている

Clelia arriva sempre in ritardo.

この場合は、直接法現在形。arrivaは、動詞arrivare(到着する)
「クレリアはいつも遅く着きます。」いつもの事実を言っている

接続法の場合は、可能性、考えているだけのこと、欲しかったこと、恐れていたことを示す

例文

Che bello se oggi ci fosse il sole!

この場合は、接続法半過去形。fosseは、動詞essere(ある)
「今日、晴れていていたらなんて素敵なことでしょう。」欲望を表している

Ho paura che domani non ci sia il sole.

この場合は、接続法現在形。siaは、動詞essere(ある)
「明日は、晴れないのではないかと心配です。」疑いを表している

Credo che Tobias lavori alla Fiat.

この場合は、接続法現在形。lavoriは、動詞lavorare(働く)
「トビアスはフィアットで働いていると思う。」不確実性を表している

Può darsi che Clelia arrivi in ritardo.

この場合は、接続法現在形。arriviは、動詞arrivare(到着する)
「クレリアは遅刻するかもしれません。」これも不確実性を表している

イタリア語の動詞、接続法は4つの時制で形成される

単一の単語で形成される現在形と半過去形、2つの単語で形成される過去形と大過去形がある

動詞lavorare(働く)でみてみよう!

接続法現在形:io lavori

接続法半過去形:io lavorassi

接続法過去形:io abbia lavorato

接続法大過去形:io avessi lavorato

今回は、接続法現在形と半過去形について確認しよう!

接続法現在形の一般的なare, ere, ire動詞の語尾変化

動詞parlare(話す), prendere(利用する), partire(出発する), finire(終わる)でみてみよう!

人称 parlare prendere partire finire
io parli prenda parta finisca
tu parli prenda parta finisca
lui/lei/Lei parli prenda parta finisca
noi parliamo prendiamo partiamo finiamo
voi parliate prendiate partiate finiate
loro parlino prendano partano finiscano

io, tu, lui/lei/Leiの語尾変化が同じ

接続法半過去形の一般的なare, ere, ire動詞の語尾変化

動詞parlare(話す), avere(持つ), finire(終わる)でみてみよう!

人称 parlare avere finire
io parlassi avessi finissi
tu parlassi avessi finissi
lui/lei/Lei parlasse avesse finisse
noi parlassimo avessimo finissimo
voi parlaste aveste finiste
loro parlassero avessero finissero

半過去形も、io, tu, lui/lei/Leiの語尾変化が同じ

イタリア語の動詞、接続法現在形と半過去形の使い方

接続法現在形と接続法半過去形は以下の場合に限定して使う

接続法現在形は、敬称(Lei)に対して「指示」「助言」「要請」をする表現で使う

例文

Signora, entri, si accomodi pure qui. Dottor Fusco, mi dica la verità.

entriは、動詞entrare(入る)
si accomodiは、再帰動詞accomodarsi(くつろぐ)
pureをつけると、(~ください)と丁寧な表現になる
dicaは、不規則動詞dire(言う)
「シニョーラ、入って、ここに座ってください。フスコ先生、私に本当のことを言ってください。」という感じになる

Giri al primo incrocio e poi vada sempre dritto.

Giriは、動詞girare(回る・曲がる)
vadaは、不規則動詞andare(行く)
「最初の交差点を曲がって、直進します。」という感じになる

接続法半過去形は、「不確実な欲望」を表現するときに使う

例文

Ah, se potessi tornare al mio paese! Se mia madre guarisse! Se avessi un lavoro!

potessiは、動詞potere(できる)
guarisseは、動詞guarire(病気・傷など治す、治る)
avessiは、動詞avere(持つ)
「ああ、もし自分が故郷に帰れるとしたら!」「もし、母が治ったら!」「もし仕事があったら!」という感じになる

最後に

要点をまとめると・・・

  • 接続法は「不確実性」「疑い」「欲望」を表すときに使う。
  • 接続法現在形は、敬称(Lei)に対して「指示」「助言」「要請」をする表現で使う。
  • pureをつけると、(~ください)と丁寧な表現になる
  • 接続法半過去形は、「不確実な欲望」を表現するときに使う。

次回は、接続法で使う他の表現方法について確認しよう!